この問題はご存じでしょう。
この古い宝物を手に入れ、期待に胸を膨らませて全てのものを接続し、電源を入れようとした途端、すっかり忘れていたファームウェアが起動してしまいます。
日立の名機、H1、H2ともにそうです。
オリジナルのファームウェアは、スロット1か2にROMカートリッジが挿入されているかどうかを検索し、ROMカートリッジが見つからなければ、そのファームウェアを実行します。これは一見実用的ですが、セカンダリスロットは考慮されていないので、複数の機能(メモリ増設、メガフラッシュ-ROMなど)を持つディスクインターフェースを挿入しても、検出されずにファームウェアが起動してしまいます。この為、コンフリクトが発生する可能性があります。
MRCユーザーであるgdx氏が、この問題を解決する為のパッチを作成してくれました。
この問題を解決するには、メインボードのHN61364P ROM (IC34) を、パッチされたファームウェアを含む8/16K (E) EPROMに交換する必要があります。
必要なファイルは、MRCのダウンロード・データベースにあります。
関連リンク:
フォーラムトピック: ファームウェアをバイパスする処理
H1用 修正ファームウェア
H2用 修正ファームウェア